<栃木の竜巻>強さはF1 15キロ600メートル幅で被害 [自然災害ニュース]
宇都宮地方気象台は12日、台風11号に伴い栃木県内で発生した突風を竜巻と発表した。竜巻の強さを6段階で表す「藤田スケール」は下から2番目の「F1」(約10秒間の平均風速33~49メートル)。「スーパーセル」と呼ばれる巨大積乱雲が原因で発生したという。
同気象台によると、竜巻は10日午前11時半~50分ごろ、栃木市から壬生町、鹿沼市にかけ発生。被害範囲は長さ約15キロ、幅は約600メートルに及んだ。この他に、各地の地方気象台は台風11号に伴って発生した8カ所の突風を調査し、そのうち高知、三重両県で起きた突風は「竜巻の可能性がある」とされた。
台風の影響を受け、南の暖かく湿った空気は台風の東で日本列島に吹き込むが、台風の中心に近すぎると引き込まれるため、中心の北東400キロ付近が多量に流れ込むポイントとなる。このため、この付近は大気の状態が不安定になって積乱雲が発達する。今回、計9カ所の突風はほぼ同様の位置で起きた。
雲の内部で上昇気流となった南風は上空の偏西風と合流した際、風向きの違いから渦を形成しやすく、「メソサイクロン」と呼ばれる局地的な低気圧を発生させる。この低気圧をはらむ積乱雲がスーパーセルと呼ばれ、地表近くの空気が渦の中心に向かって吹き込み、漏斗(ろうと)雲を伴う竜巻となった。
F1では屋根瓦が飛び、ガラス窓が破れるとされる。これまで国内で観測された最強はF3(約5秒間の平均風速70~92メートル)。【狩野智彦】
上は8月12日(火)21時21分配信のヤフーニュースからの抜粋です。
未だかつて竜巻なんてテレビでか見たことすらありませんが、 被害範囲:長さ約15キロ幅約600メートルの竜巻って相当ですよねぇ…。
竜巻って台風の後に発生しやすいってことですかね。
栃木県には知り合いもいるのでちょっと心配です。
LINEしてみよう…。
2014-08-13 06:02
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